4次元ルービックキューブをやろう!
この記事はSpeedcubing Advent Calendar 2024の21日目の記事です。
昨日の記事はゾンさんの「PBLおためし 2CP」、明日の記事はぽんすけさんの「Square-1の6手成形、今覚えきっちゃいなYO!」です。
こんにちは、はいれすです。
皆さんは普段、3次元のルービックキューブを解いていると思われるのですが、そろそろ3次元には飽きてきた頃ではないでしょうか?
そんな皆さんのために、今回は4次元のルービックキューブの解き方を紹介したいと思います!
注意
・この記事では、普通のルービックキューブを3^3、4次元ルービックキューブを3^4と略記します。
・3^4の解き方の説明では、3^3について十分に習熟していることを前提としています。タイムで言うとsub15していることが望ましいです。
それでは、本編どうぞ。
と行きたかったのですが、アドカレの公開日までに記事が書き終わらなかったので、基礎編と揃え方編に分割します。ついでに発展編も書きます。
2. 揃え方編
3. 発展編
4次元ルービックキューブの基礎知識
この記事では3^4を揃えるための基礎知識を紹介します。
3^4の遊び方
3^4の解法を説明する前に、まず3^4を入手しないといけません。しかし、キューブ販売店を見てみても3^4が売っている所は見つかりません。
それもそのはず、3^4は4次元のパズルですので、プログラム上でしか遊べません(残念ながら)。
3^4はこちらからダウンロードすることが出来ます。インストール方法はzipを解凍するだけです。
hyperspeedcube.exeを起動すると、次の画面が出てきます。

こちらが3^4の見た目となります。パーツをクリックすることで面を回転させることが出来ます。試しに触ってみましょう。

何がどうなっているんだ???
というわけで、3^4の説明をする前に、まずこいつが一体どういうものなのか、という話をします。3^3でいうセンターが~、エッジが~、みたいな話ですね。
4次元って何???
そもそも4次元とは何でしょうか。我々が住む3次元空間に時間を足したものが4次元であると認識している人が多くいるかもしれませんが、ここではその認識を一旦捨ててください。
簡単な実験をしましょう。紙と鉛筆を用意して、2本の直角に交わる直線を描いてみてください。

こんな感じですね。では、この2本の直線それぞれと直角に交わる線を、もう一本引くことはできるでしょうか?
できませんね。どの角度で引いても、直角にはなりません。2本が限界だから、紙は「2次元空間」と呼ばれます。
しかし、紙の上から脱出すれば、もう一本の線を作ることができます。線の交点の上で鉛筆を立たせてみてください。

この鉛筆は、確かに紙に書かれた二本の直線と垂直に交わっています。それでは、もう一本の鉛筆を用意して、紙面上の2直線、そしてその上に直立する鉛筆、それぞれと直角に交わるようにすることはできるでしょうか?
やってみるとわかりますが、これは不可能です。なぜなら、私たちが住んでいる空間は「3次元空間」だからです。
しかし、先程紙の上から脱却することによって3本目の線を立てることができたように、この3次元空間から脱却することによって4本目の線を立てることが出来ます。そのような空間こそが「4次元空間」です。
3^4の構造を理解する
4次元の説明を理解しても、いきなり3^4の構造を理解するのは難しいです。そのため、まず次元を1つ下げ、「2次元の住人に3^3を理解させる」ことを考えます。
3^3を2次元の世界に持ってくることはできないので、3^3を撮った映像を2次元の世界に投影します。
上面を透かして真上から撮ると、5つの面を見せることができます。これを用いて2次元人に3^3を教えましょう。

2次元の人に3^3を教えるには、2次元人の気持ちにならなければなりません。つまり、これが元々立体であったことを忘れ、平面図形として考えてみるのです。
すると、真ん中に1つ正方形があって、その周りに4つの歪んだ四角形があることがわかります。
周辺の四角形が歪んでいるのは3次元のキューブを2次元に投影しているからであって、元々のキューブはきちんと正方形をしています。
持ち替えや回転を試してみましょう。
y持ち替えをすると、キューブ全体が90度回転します。これは普通ですね。

さて、x持ち替えをすると、我々には普通の回転に見えますが、2次元人には少し奇妙に見えます。

まず、左右の面はその場で歪みながら回転します。また、中央の面は上へ行き、上の面は消失し、下には新たに面が現れました。面が現れたり消えたりするのは上の面を隠しているからで、それを教えてあげれば2次元人も納得するでしょう。
面を回転させてみても、似たような動きをします。

さて、2次元人に3^3を教えたところで、次は私たちの番です。私たちが3^4を理解するには、3^4を3次元に投影する必要があります。そして、その投影した図こそが、さっきあなたがhyperspeedcube.exeを起動した時に見たあの形なのです。

真ん中に1つ立方体があり、その周りに6つの歪んだ立方体がある。そして最後の1面が隠されている。まさしく、先程2次元人に見せた3^3の4次元版です。
3^3は3次元なので3×2=6面がありましたが、3^4は4次元なので4×2=8つの立方体があります。
ところで、これが3^3の4次元版ということは、これを持ち替えたり面を回転させたりすると、似たような動きをするはずですね。
やってみてください。今なら少しは動きが理解できるでしょう?
パーツの名称
さて、次は3^4のパーツの構造を説明します。
3^4を構成している8つの立方体をセルと呼びます。
3^4には4種類のパーツがあります。セルの中心に埋まっている1色のパーツをセンター、各セルの面の中央にある2色のパーツをリッジ、辺にある3色のパーツをエッジ、角の4色のパーツをコーナーと呼称します。また、センター、リッジ、エッジ、コーナーはそれぞれ1c、2c、3c、4cとも呼ばれます。
次にパーツの命名についてです。
各セルは、上下左右前後については3^3と同じようにUDLRFBを使います。また、内側のセルはI、外側の見えないセルはOを使います。In・OutのI・Oです。
それぞれのパーツは、3^3と同じくそれを含むセルの名前を列挙して表します。例えば下図のハイライトされているパーツはIURとなります。

回転記号
hyperspeedcube.exeではパーツをクリックすることでセルを回転させることができるのですが、このときにクリックするパーツを回転記号に用います。
例えば、ROパーツを右クリックすると次のように回転します。

この回転をROと書きます。また、左クリックすると逆回転するので、この回転をRO'と書きます。2回クリックしたらRO2です。
また、リッジ以外もクリックして回転させることができます。例えば、IUFRパーツを右クリックすると、そのコーナーを軸にしてIセルがこのように回転します。

これをIUFRと書きます。逆回転はIUFR'です。コーナーを軸にした回転は3回で元に戻るので、IUFR2は使いません。
エッジもクリックして回転させることができます。IURエッジをクリックすると、そのエッジを軸にしてIセルが180度回転します。

これをIURと書きます。180度回転なので、IUR'は使いません。
最後に持ち替えについて。
持ち替えは、例えばxyのように、アルファベットを二つ連ねて表記します。これは「x軸の正の向きにあるセルをy軸の正の向きの方に移動させる」ことを表します。
x軸の正の向きはR、y軸はU、z軸はFです。また4次元にはw軸があり、これの正の向きはOです。
逆向きはアルファベットを逆にすることによって表現できます。xyの逆回転はyxです。
操作
先程言及したように、キューブのパーツを左クリックしたり右クリックしたりすることによって、キューブを回すことができます。しかし、実際のソルブではマウスは使いません。なぜなら遅いからです。
ではどうするのかと言うと、キーボードを使います。
左上のHelpからKeyboard Referenceを押すと、こんな画面が出てきます。

キーボードの左側で回すセルに対応するキーを押しながら、右側で回す向きに対応するキーを押すことでセルを回転させることができます。またShiftを押しながらだと2層回し、Altを押しながらだと中層回しができます。持ち替えはXを押しながら右側のキーを押すことでできます。
ピースフィルター
3^4は3^3よりもパーツの数が多いため、画面が非常にごちゃついてしまいます。そのため、救済措置としてピースフィルターというものが存在します。
左上のToolsからPiece Filtersを開き、Presetsを展開した後Edit presetsにチェックを入れます。そして鉛筆のマークをクリックします。

このような画面が出たら、元々書いてあるのを消し、このリンクのページに飛んで、HSC Piece filters (3^4)を開き、Hactar's filters (pink cross) のテキストをコピーしてこの欄に貼り付けてください。
そしてチェックを押し、Edit presetsのチェックを外したらフィルターの設定は完了です。
並んでいる4-crossやMid (back)などをクリックしてみると、このように目的のパーツ以外が透けて見えるのが分かると思います。

また、フィルターをキーボードで切り替えられるようにしておきましょう。
左上のSettingsからPuzzle keybindsを開き、Edit keybind setの下にあるリストから^Filtersを選択します。
既にある2つのキー設定を削除し、次のように設定します。

(設定するキーは他と被っていなければ他のキーでも大丈夫です)
設定し終わったら、Edit keybind setの下にあるリストからDefaultを選択しておいてください。
これでフィルターを切り替えられるようになりました。しかもちゃんと揃える順番に切り替わっていきます。
RKT
最後に、RKTと呼ばれる3^4の最重要テクニックを紹介します。
RKTとは、他の面に一切干渉することなく一番内側の層を3^3のように回すテクニックのことです。
例としてこちらの場面を挙げます。

内側の層にSuneのような形があります。3^3でいうR U R' U R U2 R'に相当するRO UO RO' UO RO UO2 RO'を回すと内側は揃いますが……

このように他の部分が崩れてしまいます。

そこで、全ての回転をRセルに背負わせることによって、これを解決します。どういう事かというと、3^3でいう R z R z' R' z R z' R z R2 z' R' に相当する動きを行います。

こうすることで、外層で変化するのがRセルのみになり、また手順によっては回転が打ち消し合ってもとに戻ってくれます。
ただしRセルがずれる場合もあります。これをRKT debtと呼びます。
RKT debtは気にしなくてよい場合と注意しなければならない場合があります。それぞれについては揃え方編で詳しく説明します。
コミュニティ
最後に、3^4のコミュニティについて紹介します。
Hypercubing.xyzという、3^4などの高次元ルービックキューブを扱うサイトが存在します。wikiや記録一覧などが載っています。現在のWRは1分56秒。(めちゃくちゃ速い)(私の記録は6分15秒(執筆時点))
また、discordサーバーも存在します。鯖のリンクはHypercubing.xyzのホームページにあります。困ったことがあったらここに投げれば大体解決します。
それでは、良い4次元ルービックキューブライフを。
キューバーに50の質問
樽川さんの記事を参考にしてるsouさんの記事を参考にしてるたわしさんの記事を参考にして書きました。
1. 名前(HN)
はいれす
2. 血液型
B
3. 性別
男
4. 利き手
右
5. 好きな色
緑
6. 頭は良い?
良い
7. 握力
カス
8. 視力
カス
9. 体格
普通
10. 指の長さと太さ
長いと思う
11. キューブ歴は何年?
分からん
12. 始めた理由は?
そこにキューブがあったから
13. スピード勢? エンジョイ勢?
enjoy!
14. 各種目のメインキューブ
3: V5dual
2: 251 Air
4: Zhilong
5: Zhilong
3BLD: V5dual
3OH: Guhong 56mm
メガ: Dayan
スクエア: MGC
15. 各種目の1/5/12/100
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1iZ8NND2thUBinhP6kjclAxMR7jWwDezf2v1jNeRBaIo/edit
16. 各種目の解法
3: CFOP
2: Ortega
4: Yau
5: 5Yau
3BLD: M2/OP
3OH: CFOP
メガ: Westlund、2.5look LL
スクエア: Vandenbergh
17. 好き、得意な種目
5
18. 嫌い、苦手な種目
4
19. WCA公式種目全部できる?
BLD系、解法は知ってるけど記憶が無理
20. WCA種目以外に何やってる?
メガOH、3x3x3x3
21. WCA大会に参加したことはある?
ある(3回)
22. 参加したい?
近ければ
23. 名前の由来
話すと長くなるので割愛、またいつか
24. 自分の特徴
何?
25. twitterやってる?
@hires1618
26. 他のキューバーと会ったことある?
ある
27. 1日何分回す?
x分(0≦x≦10000)
28. ソルブスタイル
中途半端
29. キューブ系youtuberは誰を見てる?
見てない
30. 手順はどこで覚える?
SpeedcubingDBとか
31. 爪を切る頻度
邪魔になったら
32. 思い入れのあるキューブ
v3 standard、今まで1番回しやすかった
33. 思い入れのある解法
メガPLL
34. 得意な指使い
ない
35. 苦手な指使い
3OHの払いU
36. 回す時の姿勢
悪い
37. キューブの掃除、潤滑はする? 頻度も
たまに
38. 他の人にキューブを勧めたい?
勧めたい
39. 変態キューブ持ってる?
ミラーぐらいしか
40. キューブやってて嬉しかった時
PBとPR
41. キューブやってて辛かった時
メガOLL
42. 解法を作ったことはある?
ない
43. キューブ以外の趣味
マイクラを、まあ幾らか
44. キューブに関する大きな出来事
岡山オフの主催
45. キューブはスポーツだと思う?
思う
46. 外でキューブを回す?
キューブが劣化するのが嫌だからあんまり回さない
47. 欲しいキューブ
GANメガ
48. 尊敬してる人
みんな
49. 今後の目標
NR1桁
50. 最後に一言
メガやれ
ゼロから1分切りを目指すメガミンクス講座
みなさん、こんにちは。あるいは、初めまして。はいれすと申します。
このシリーズでは、初心者向けのメガミンクスの揃え方から、sub60を目指す人向けの上達方法の解説まで、幅広い内容について説明していきたいと思います。
このシリーズは、3x3x3についてある程度の知識があることを前提としています。目安としては、3x3x3を約30秒以内で揃えられる人が対象です。それより遅い人はこの記事の理解がしづらいかもしれません。ご了承ください。
さて、この解説シリーズは次の5部(+2部)で構成されます。上から順に読んでください。
3. ソルブの効率化
4. F2L/S2L手順集
6. 1-look OLL
メガPLLまとめ
メガPLLの手順・判断基準・覚え方について解説していきます。
用語
PLLの判断に関する用語を紹介します。
・パターンの名称(独自用語を含む)
ヘッドライト:1つの側面の両端の色が揃っている状態
ブックエンド:2側面の両端の色が揃っている状態
ペア:色が2つ連なっている状態
バー:1つの側面に色が3つ連なっている状態
ブロック:角に色が3つ連なっている状態
屋根:2側面の色が全て揃っている状態
箱:バーの両端にペアがくっついた形
Jブロック:バーとペアがくっついた形
Tブロック:ヘッドライトの両端にペアがくっついた形
Rブロック:ヘッドライトの片端にペアがくっついた形
Cブロック:ペアが2つ隣接した形
・偽

コーナーの2色をひっくり返すと○○ができるものを偽○○と呼びます。例えば、上図のPLLの赤で囲んだところについて、コーナーの2色をひっくり返すとペアができることが分かるので、これは偽ペアと呼びます。同様に、青で囲んだ部分は偽バーと呼びます。
PLLの7割ぐらいはこの「偽」の概念を用いて判断します。普通のペアやブロックと同じぐらい早く判断できるようになっておきましょう。
・闇堕ち
偽○○を○○に変換すると△△となるPLLを闇堕ち△△と呼びます。例えばX6の偽バーや偽ペアをバーやペアに直すとF1になるため、X6は闇堕ちF1と呼ばれます。
なお本来の闇堕ちの定義はこれとは異なるものらしいですが、専門用語が大衆に広まる際に間違った意味が定着するのはよくあることです。仕方ない。
補足
私は動画を使わず回転記号だけを見てPLLを履修したので、指遣いについては誤って習得した部分が多々あります。PLL手順の指遣いは私ではなく他の人に聞いてください。
F1


F1- : R2 U2' R2' U' R2 U2' R2'
解説
F1は非常に手順が簡単で、ほかのPLLの手順の中にも出てくるので先に紹介します。
F1はバーとTブロックがあります。
バーとそれに隣接したペアを左側に持ってきて、2手目のU2( or U2')でバーがR面に来るように回します。
ちなみにR2とR2'は逆にすることができます。グリップの状態によって使い分けましょう。
A・W

A1+ : F' R' F R U' R' F' R2 U R' U' R' F R
F' R' F R U' R' F' R F と F' R U R' U' R' F R という、2つのF2L手順がくっついたものです。

A1- : R' F' R U R U' R2' F R U R' F' R F
A1+の逆手順です。A1+と同様に、R' F' R U R U' R' F と F' R' F R U R' F' R F という2つのF2L手順がくっついたものと捉えられます。

A2+ : (y') R' U2' R U' R' F' R U R' U' R' F R U2' R
後ろのS2Lペアを反時計回りにぐるっと回すところに、手順を入れ込んだ感じです。あえて解釈するとしたら、[R' U2' R : U' R' F' R U R' U' R' F R U R] といった感じでしょうか。

A2- : (y') R' U2 R' F' R U R U' R' F R U R' U2 R
A2+の逆手順です。後ろのS2Lペアを時計回りに一周させます。

W : R' U2' R' U2 R U2 R U' R2' U2 R2 U2 R' U R
後述するF5-と非常に手順がよく似ています。
解説
箱があればA1です。どちらもヘッドライトをR面に持ってきてスタートします。F'で始めるかR'で始めるかは、「ブロックのすれすれのところを下げる」と覚えると良いと思います。
ブロック2つと偽ペアがあればA2、ブロック2つと偽バーがあればWです。A2とWは非常に間違えやすいのでよく見る必要があります。
A2は、開始面に持ってきた後そこから見えるブロックを挟んだブックエンドの色で判断します。赤丸のところの色が同じなら2手目はU2'、異なるならU2です。
E

E1 : R U R' U R' U' R F' R U R' U' R' F R2 U' R2' U R
Jbパームの途中で後ろのS2Lペアを出して、最後にそれをスロットに入れるような手順です。

E2 : (y) F' R2' U2 (R U R' U' R U R' U' R U R') U2 R2 F
セットアップしてセクシー3回です。[F' R2' U2 : (R U R' U')x3]です。

E3 : L' (R U2 R' U' R U R' U' R U R' U' R U' R') L
[L' : (R U2 R' U' R U' R')x3]です。中の手順は3のCOLLにもありますね。
解説
Eはブロックが1つだけ存在して、さらにペアやバーが存在しません。
ヘッドライトがある場合はE3で、ブロックを左奥に持ってきて手順を回します。そうでない場合はブロックを左前に持ってきて、前面に偽ペアが見えたらE1、見えなかったらE2です。
U・M

U1+ : R' U' R U' R U R2' U R U' R U' R'
3x3x3でいうUbパームですね。

U1- : R U R' U R' U' R2 U' R' U R' U R
3x3x3でいうUaパーム。U1+の前後反転です。裏から回すことに注意。

U2+ : R U R' U2 (R' U' R U' R U R2' U R U' R U2' R')
セットアップU1、[R U R' : U2 U1+]です。

U2- : R' U' R U2' (R U R' U R' U' R2 U' R' U R' U2 R)
これもセットアップU1、[R' U' R : U2 U1-]です。

M : (y2') R U R' U2' (R' U2' R U R' U R2) U' R' U2 R U' R' U R U' R'
括弧で囲んだ部分にBackAntiSuneがあります。
解説
屋根があったらU1、バー2つとヘッドライトがあればU2、バー2つのみがあればMです。U2とMは間違えやすいので注意して区別する必要があります。
U2とMはどれもF面とBR面にバーが来るので、バー2つを見つけてこの位置に持ってきてから判断すると良いです。
Uの±はエッジの移動の向きで判断しましょう。Mは鏡像対称なので±がありません。
Z

Z1 : (R' U' R' U') (R F R' F') U R F' U' F U2 R
複雑な手順ですが、数手ごとに分けると覚えやすいです。

Z2 : R' U2' R' U' R F R' F' U R F' U' F U2' R
セットアップZ1、[R' U' R : Z1]です。最初と最後のU2'だけがZ1と違います。

Z3 : (R' L' U2 L U R) (BR F U2' BR' U' F')
BRとFは同時に回すと良いです。どうしても無理な人は持ち替えましょう。
解説
バー1つとヘッドライト4つがあります。
エッジの交換が隣接/隣接→Z1、隣接/対角→Z2、対角/対角→Z3です。
Z1とZ3はどちらもBR面にバー、Z2だけF面にバーです。
H・Q

H1+ : (R U2 R' U2 R U' R' U' R U2 R') U (R' F' R U R U' R' F)
S2Lのエッジを出してから入れます。

H1- : (F' R U R' U' R' F R) U' (R U2' R' U R U R' U2' R U2' R')
H1+の逆手順です。

H2+ : (R2 U2 R2' U' R2 U' R2') y' (R2' U' R2 U' R2' U2 R2)
RをR2にしたSune系の手順を2回回します。

H2- : (R2' U2' R2 U R2' U R2) y (R2 U R2' U R2 U2' R2')
H2+の逆手順です。

Q1+ : (R2' U2 R2 U R2' U2 R2) U' (R2' U2 R2 U R2' U2 R2)
F1+ U' F1+ です。

Q1- : (R2 U2' R2' U' R2 U2' R2') U (R2' U2' R2 U' R2' U2' R2)
F1- U F1- です。

Q2+ : (R' U2' R U' R' U2') R2 (U2' R' U' R U2' R')
OLL二つを繋げたものです。

Q2- : (R U2 R' U R U2) R2' (U2 R U R' U2 R)
これもOLL二つを繋げたものです。
解説
HとQはエッジの5点交換です。H・Qともにすべての側面にヘッドライトがあります。エッジの5点交換は8種類ありますが、そのうち回転対称なものがH、非回転対称なものがQです。回転対称なHはどこからでも手順を回すことができます。
さて、これの判別方法は様々なものがあるのですが……
結局私が一番強いと感じたのは、勘です。
たくさん練習して勘を磨くのが一番早いと思います。
D

D+ : R U2 R' U' R U R' U R U2' R' U2 R U2 R'
最初に出したS2LペアがU面を行ったり来たりします。面白い手順です。

D- : R' U2' R U R' U' R U' R' U2 R U2' R' U2' R
D+の逆手順です。
解説
Dはバー、ブロック、ヘッドライトが1つずつあります。ヘッドライトをR面において、F面にブロックが見えたらR'スタート、見えなかったらRスタートです。
F

F2+ : R U R' U2 R' U2' R2 U' R' U R' U2 R
Uなどと混ざらないように注意。

F2- : R' U' R U2' R U2 R2' U R U' R U2' R'
F2+の前後反転です。

F3+ : R' U2' R U' R U R2' U2 R U2' R U' R'
F2+の逆手順です。

F3- : R U2 R' U R' U' R2 U2' R' U2 R' U R
F3+の前後反転です。

F4+ : R U R' U R2 U2' R2' U2' R U2 R U2 R' U2' R'

F4- : R' U' R U' R2' U2 R2 U2 R' U2' R' U2' R U2 R
F4+の前後反転です。

F5+ : R U2 R U2' R' U2' R' U2 R2 U2 R2' U' R U' R'
F4+の逆手順です。

F5- : R' U2' R' U2 R U2 R U2' R2' U2' R2 U R' U R
F5+の前後反転です。
解説
F2・F3はRブロック、F4・F5はヘッドライトとペアがあります。
F2・F3はバーとヘッドライトをF面とBR面に持ってきます。バーがある方をR(R')で上げ、ペアが右側だったらU(U')、左側だったらU2(U2')スタートとなります。
F4・F5は、ペアがバーと隣接していたらF4、ヘッドライトと隣接していたらF5と判断します。F4はヘッドライトをR面に置き、ペアがある方を上げます。F5はペアをR面に置き、ヘッドライトがある方を上げます。
J

J1+ : R U R' F' R U R' U' R' F R2 U' R'
3x3x3のJbパームとまったく同じ手順です。

J1- : F U' R' F R2 U' R' U' R U R' F' R U R' F'

J2+ : R' U2' R U2 R' U R U R U2 R' U' R U' R2' U' R

J2- : R U2 R' U2' R U' R' U' R' U2' R U R' U R2 U R'
J2+の前後反転です。

J3+ : R' U R2 U R' U R U2' R' U' R' U' R U2' R' U2 R
J2+の逆手順です。

J3- : R U' R2' U' R U' R' U2 R U R U R' U2 R U2' R'
J3+の前後反転です。
解説
J1はJブロックが2つ、J2・J3はJブロックとヘッドライトがあります。
J1の場合、JブロックがJbだったら+、Jaだったら-です。J1+はF面とBL面にバー、J1-はL面とR面にバーを持ってきて手順を回します。開始面でのJブロックの位置関係を間違えやすいので注意が必要です。
J2・J3は、ヘッドライトがJブロックに隣接していたらJ2、隣接していなかったらJ3です。Jブロックのペアの部分をR面に持ってきて、Jブロックのバーがある方を上げます。
N

N1+ : R U2 R' F' R U R' U' R' F R2 U2' R'
J1+の最初と最後のUをU2に変えただけの手順です。[R U R' : J1+]です。

N1- : R' U2 R' U2' R U' R' U2' R U2 R

N2+ : R L U2 L' U R' L U' R U2 L' U2 R'

N2- : R' U2 R' U2' R2 U R2' U' R2 U R2' U R2 U2 R' U2' R
始めの方はN1-と同じです。
解説
上位勢はエッジの位置でN1±・N2±を判別しているらしいですが、僕はよく分からないので偽ヘッドライトを使った判別方法について書こうと思います。
まず、偽ヘッドライトがない側面があればN1、偽ヘッドライトが全ての側面にあったらN2です。
N1だった場合はペアの位置から±を読み取り、ペアが右側にある場合(+の場合)は偽ヘッドライトをR面とBL面に、ペアが左側にある場合(-の場合)は偽ヘッドライトをL面とBR面に置いて手順を回します。
N2だった場合はペアの位置で±を判断した後、そのままの向きで手順を回します。N2は回転対称なのでどこからでも手順が回せます。
T・Y

T1 : R U R' U' R' F R2 U' R' U' R U R' F'
3x3x3のTパームと全く同じ手順です。

T2+ : R' U2' R U2 R' F R U R' U' R' F' R2
3x3x3のRUFgenのRbパームと同じ手順です。

T2- : R2' F R U R U' R' F' R U2' R' U2 R
T2+の逆手順です。

T3+ : R2' U2 R2 U R2' U' R2 U R2' U2 R2
F1+二回のキャンセルです。

T3- : R2 U2' R2' U' R2 U R2' U' R2 U2' R2'
F1-二回のキャンセルです。

T4+ : R U R' U (R2 U2' R2' U' R2 U2' R2') U2' R U' R'
セットアップF1-です。

T4- : R' U' R U2' (R2' U2' R2 U' R2' U2' R2) U R' U R
セットアップF1+です。

Y1+ : F R U' R' U' R U R' F' R U R' U' R' F R F'
3x3x3のYパームと全く同じ手順です。

Y1- : F R' F' R U R U' R' F R U' R' U R U R' F'
Y1+の逆手順です。

Y2+ : (R U2' R' U2' R U' R') U' (R' U2' R U R' U R)
OLLを2つ繋げたものです。

Y2- : (y') (R' U' R U' R' U2 R) U (R U R' U2 R U2 R')
こちらもOLLを2つ繋げたものです。

Y3+ : (y) (R2 U R2' U R2 U2' R2') U2 (R2 U R2' U R2 U2' R2')
SuneのRをR2に変えたものを二回回します。

Y3- : (y') (R2' U' R2 U' R2' U2 R2) U2' (R2' U' R2 U' R2' U2 R2)
Y3+の前後反転です。
ペアが2個以上あり、かつC・SでないものがT・Yです。
判断基準についてですが、まずYブロックがあるかどうかを見て、そのあとほかのパーツがどのように配置されているかを見ます。具体的には下の通りです。
・Yブロックがある場合
ペア2つ→T1、ブロック→Y1、ペアなし→Y2、ペア1つ→Y3
・Yブロックがない場合
ヘッドライト→T2、ペア2つ→T3、ペア3つ→T4
T1、Y1は、Yブロックを右前に持ってきます。Y1については、ブロックが奥にあったら+、左にあったら-です。
Y2は、Yブロックを右奥に持ってきます。正面に偽ペアが無ければ+、あれば-です。
Y3は、ペア2つの部分を左側に持ってきます。手順の最初はYブロックがある方をR(R')で下げます。
T2は、ヘッドライトをF面とBL面に持ってきます。TブロックがF面にあれば+、BR面にあれば-です。
T3は、ペアとペアの間(狭い方)にある偽ペアがRを回したときに千切れるような位置に持ってきます。
T4は、ヘッドライトなしのTブロックをL面に置きます。このとき、R面にペアが無ければ+、あれば-です。
V

V1+ : R' U2 R' dR' R U' R' dR R U R U' R' U' R
3x3x3のRUDgenのRbパームと全く同じ手順です。

V1- : R U2 R2' F R F' R U' R' F' U F R U' R'
3x3x3のOLL35みたいなやつを回します。

V2+ : R' U R U R' U' R' dR' R U R' dR R U2' R
V1+の逆手順です。

V2- : R U' R' (F U R U' R' F') R U R' F' U' F R U R'
中に6手OLLが入っています。

V3+ : R U R2 U' R' U' R U R' U' R' U R2' U R U' R

V3- : (y) R' U' R2' U R U R' U' R U R U' R2 U' R' U R'
V3+の逆手順です。

V4+ : R' U R' U' R2 U' R U R U' R' U R U R2' U' R'
3x3x3の裏から回すUbの始めみたいなやつを最初に回します。

V4- : (y2') R U' R U R2' U R' U' R' U R U' R' U' R2 U R
V4+の前後反転です。
解説
Vはブロックとペアが1つあります。
判別方法は、まずペアの位置を見て、Yブロックを作っている場合はY4、ペアがブロックの対角にある場合はV2となります。ペアがブロックに隣接している場合は、偽バーがあったらV1、なければV3となります。
V1は、左下にブロックを置いて、R面にペアが無ければ+、あれば-です。
V2は偽バーをR面に置いて、ブロックが手前にあれば+、奥にあれば-です。
V3・V4は、ペアがある方を下げます。
B

B1+ : R U R' U' R' U2' R U R U' R2' U2 R
セクシーをした後に後ろのS2Lペアを出し、前→後の順でS2Lペアを入れます。

B1- : R' U' R U R U2 R' U' R' U R2 U2' R'
B1+の前後反転です。

B2+ : R2 U R2' U2 R U2' R U R' U' R U' R2' U2 R U R'

B2- : R2' U' R2 U2' R' U2 R' U' R U R' U R2 U2' R' U' R
B2+の前後反転です。
解説
BはRブロックが2つあります。
B1・B2のいずれもRブロックをF面とBR面に置いて判断します。F面またはL面に偽ペアが見えればB1、見えなければB2です。そして前側のRブロックのペアが左側にあれば+、右側にあれば-です。
R

R1+ : R' U2 R U' R2' U2 R2 U R' U' R' U2' R U' R

R1- : R U2' R' U R2 U2' R2' U' R U R U2 R' U R'
R1-の前後反転です。

R2+ : R' U R' U2 R U R U' R2' U2' R2 U R' U2' R
R1+の逆手順です。

R2- : R U' R U2' R' U' R' U R2 U2 R2' U' R U2 R'
R1-の逆手順です。

R3+ : R U R2' U R U R U' R' U' R U' R2' U' R U' R' U R
R3/R4はJpermと手順が混ざらないように注意です。

R3- : R' U' R2 U' R' U' R' U R U R' U R2 U R' U R U' R'
R3+の前後反転です。

R4+ : R' U' R U R' U R2 U R' U R U R' U' R' U' R2 U' R'
R3+の逆手順です。

R4- : R U R' U' R U' R2' U' R U' R' U' R U R U R2' U R
R3-の逆手順です。
解説
Rブロックとヘッドライトとペアがあります。
Rpermは一見8つ手順があるように見えますが、覚えるのは実質2つだけです。
R1~R4の判断は、まずRブロックでない方のヘッドライトがRブロックのペアに隣接しているかどうかを見て、次にRブロックに偽ペアが含まれているかどうかを見ます。
R1:隣接、偽ペア有
R2:非隣接、偽ペア有
R3:隣接、偽ペア無
R4:非隣接、偽ペア無
となります。
R1はRブロックでない方のペアをR面に持ってきて、R2・R3はヘッドライトがF面とBR面に来るようにします。R1~R3は、「Rブロックの方のヘッドライトを最初に下げる」と覚えることができます。
R4はRブロックでない方のヘッドライトをR面に持ってきて、ペアがある方を上げます。
P

P1+ : R' F R2 U R' U R U2' R' U R' F' R F U' F'
議事録では「3手で大空に飛び出す」と表現されていましたが、実際のところV3+の方がかなり飛び出していると思います。

P1- : (y) (R' U2 R U2 R' U) R2 (U2' R' U2' R U2 R' U' R U2' R')
OLL2つです。

P2+ : F U F' R' F R U' R U2 R' U' R U' R2' F' R
P1+の逆手順です。

P2- : (R U2 R' U R U2' R' U2 R U2) R2' (U' R U2' R' U2' R)
P1-の逆手順です。

P3+ : F R U' R' U' R U R U2 R' U' R U' R2' F'

P3- : BR' R' U R U R' U' R' U2' R U R' U R2 BR
P3+の前後反転です。

P4+ : F R2 U R' U R U2' R' U' R' U R U R' F'
P3+の逆手順です。

P4- : BR' R2' U' R U' R' U2 R U R U' R' U' R BR
P3-の逆手順です。
解説
Rブロックとヘッドライトが1つあります。
PはRと同じような判別方法ができます。Rブロックでない方のヘッドライトがRブロックのペアに隣接しているかどうかと、偽ブロックがあるかどうかを見ます。
R1:隣接、偽ブロック無
R2:非隣接、偽ブロック無
R3:隣接、偽ブロック有
R4:非隣接、偽ブロック有
となります。
P1、P2については開始面がバラバラなので個別に覚えてください。
P3とP4はRpermと同じです。P3はヘッドライトをF面とBR面に置き、P4はRブロックでない方のヘッドライトをR面に置きます。
P3はFとBRのうちR面のペアを切断しない方から開始します。P4は左側のヘッドライトを切断する方から開始します。
G

G1+ : R' U2 R2 U2' R' U2 R' U R U2 R' U R2 U2 R2' U2' R

G1- : R U2' R2' U2 R U2' R U' R' U2' R U' R2' U2' R2 U2 R'
G1+の前後反転です。

G2+ : R U' R2' U' F U F' R2 U2' R' U R U2 R' F U' F'

G2- : F U2' R' U' R F' R' U' R F U' R' U2' R U2 F'
解説
Gはヘッドライト2つとペア1つがあります。
偽ブロックが無ければG1、あればG2です。G1はペアをR面に置いて、ヘッドライトがある方を下げます。
G2はペアがR面に接地するようにします。ペアがF面にあれば+、BR面にあれば-です。
C

C1+ : R U2 R' U' R U2' R' U R U R2' U' R U' R U R2' U R

C1- : R' U2' R U R' U2 R U' R' U' R2 U R' U R' U' R2 U' R'

C2+ : R' U' R U' R U2 R2' U' R2 U' R2' U2' R U R' U2 R

C2- : R U R' U R' U2' R2 U R2' U R2 U2 R' U' R U2' R'

C3+ : R2' U2 R2 U R2' U' R2 U2' R2' U R2 U2' R2' U2 R2

C3- : R2 U2' R2' U' R2 U R2' U2 R2 U' R2' U2 R2 U2' R2'

C4+ : (R2' U2' R2 U' R2' U2' R2) U' (R2' U2 R2 U R2' U2 R2)
F1- U' F1+です。R2とR2'は逆にすることができます。私は指の状態によって使い分けています。

C4- : (R2' U2 R2 U R2' U2 R2) U (R2' U2' R2 U' R2' U2' R2)
F1+ U F1-です。

C5+ : R' U2' R F U' R' U' R U F' U R' U2 R

C5- : F' R U2 R' U F R U' R' U R' F' R U' R U2' R' F

C6+ : R U' R' U2 R2 U R' U2 R U' R' U' R U' R' U' R'

C6- : R' U R U2' R2' U' R U2' R' U R U R' U R U R
解説
Cはペア2つが隣接しています。
Cブロックの他にある偽○○の存在で判別を行います。具体的には、
C1:偽バー+偽ブロック
C2:偽屋根
C3:偽箱
C4:何もない
C5:偽Cブロック
C6:偽Jブロック
です。
開始面は2パターンに分類することができます。
画像のように架空の線を入れてみるとわかりやすいのですが、

C1・C2・C5・C6はペアがちょうど線で分かれるパターン、C3・C4はペアの片方が線をまたぐパターン、となります。
±については、
C1・C6:ペアを下げる
C2:ペアを上げる
C3:ペアを左側に寄せる
C4:ペアを右側に引き込む
と覚えると良いです。
C5はなんとかしてください。
S

S1+ : (R' U2' R U R' U R) U (R U2' R' U2' R U' R')
そのまんまOLL2つです。

S1- : (R' U' R U2' R' U2' R) U (R U R' U R U2' R')
これもOLL2つ。

S2+ : R2 U2' R2' U2' R2 U' R' U2 R' U' R' U2' R2 U R2' U R

S2- : R2' U2 R2 U2 R2' U R U2' R U R U2 R2' U' R2 U' R'

S3+ : (y') R' U' R2 U' R2' U2 R U R U2' R U R2' U2 R2 U2 R2'

S3- : (y) R U R2' U R2 U2' R' U' R' U2 R' U' R2 U2' R2' U2' R2

S4+ : (R2' U2' R2 U' R2' U2' R2) U (R2' U2 R2 U R2' U2 R2)

S4- : (R2' U2 R2 U R2' U2 R2) U' (R2' U2' R2 U' R2' U2' R2)

S5+ : R' U2' R U' F U' R' U R U F' R' U2 R

S5- : F' R U2 R' U R' F R U' R U R' F' U' R U2' R' F

S6+ : R U R U R' U R U R' U2' R U' R2' U2' R U R'
「上上下上」です。

S6- : R' U' R' U' R U' R' U' R U2 R' U R2 U2 R' U' R
解説
Sはペア2つが対角の位置にあります。
Cと同じように偽○○の存在で判別します。
S1、S4:後述
S2:広い方に偽ペア
S3:狭い方に偽ペア
S5:偽ペア2つ
S6:偽Jブロック
S1とS4は、画像の偽ヘッドライトの有無で判断します。有ればS1、無ければS4です。

開始面について。2つのペアに挟まれた部分のうち狭い方を架空のペアと呼称することにし、この架空のペアとCで述べた架空の線を用いて覚えます。
S1:架空のペアが左側にある
S2・S3:架空のペアが右側に収まる
S4:架空のペアが線に触れる
S5・S6:架空のペアが線を跨ぐ
次にそれぞれの±については、
S1~3:線に触れている方のペアを下げる
S4:架空のペアを左側へ寄せる
S6:架空のペアを切断して上げる
と覚えると良いでしょう。
S5はなんとかしてください。
I

I1+ : R U2 R' U R' U' R U F' R U R' U' R' F U R2 U R'

I1- : (y2') bR' (R2' U2' R2 U R2' U R2) bR (R U R' U R U2' R')

I2+ : R U' R2' U' F' R U R U' R' F U' R' U R U' R U2' R'

I2- : (y2) (R U2 R' U' R U' R') bR' (R2' U' R2 U' R2' U2 R2 bR)

I3+ : R' U2 R2 U2 R' U2' R' U2' R U2 R U R' U2' R U' R'

I3- : R U2' R2' U2' R U2 R U2 R' U2' R' U' R U2 R' U R

I4+ : (y') R U2' R' U' R U' R U2 R' U' R U' R2' U R U2' R'

I4- : R' U2 R U R' U R' U2' R U R' U R2 U' R' U2 R

I5+ : R U2 R' U' R2 U R' U R U2' R' U R' U R U2 R'

I5- : R' U2' R U R2' U' R U' R' U2 R U' R U' R' U2' R

I6+ : (y2') F (R U2 R' U' R U' R') F' U (R' U' R U2' R' U R U R' U R)

I6- : bR' (R' U2' R U R' U R) bR U' (R U R' U2 R U' R' U' R U' R')
解説
Iはペアが1つだけあります。
判別方法としては、まず偽バーの有無を確認します。
偽バーが無い場合、このときは偽ペアの位置関係を見ます。
対角→I1
隣接→I2
平行→I3
です。開始面については、I1とI2は個別で覚えます。I3はペアが左側です。
偽バーが1つ有る場合、このときはまず偽バーをR面に置いて、偽ペアの場所を見ます。
L面/BL面→I4
F面/BR面→I5
です。
偽バーが2つ有る場合、このときはI6で確定です。偽バーをF面とBR面に置きます。
最後に±の判断。
I1・I2・I6はペアが側面の左右どちら側にあるかで判断し、I3・I4・I5は偽ペアの位置で判断すると良いです。
K2・L

K2+ : (y') R U R' U2' R U R' U2' R U' R' U2' R U2 R' U' R U2 R'

K2- : (y') (R2 U2' R2' U' R2 U2') (R' U R' U' R' F R2 U' R' U' R U R' F')
F1-とT1のキャンセルです。

L1 : (R' U2 R U R' U R U' R' U2 R) U' (R U R' U R U2' R')
OLL2つです。

L2 : (y2') (R U2 R' U R U' R' U' R U') R2' (U' R U' R' U' R U R' U2 R)
これもOLL2つです。

L3+ : (y') (R2 U2' R2' U' R2 U2' R2') U (R2 U2' R2' U' R2 U R2' U' R2 U2' R2')
F1- U T3-です。

L3- : (R2 U2' R2' U' R2 U R2' U' R2 U2' R2') U (R2 U2' R2' U' R2 U2' R2')
T3- U F1-です。

L4+ : (R U R U R' U R' U) R U' R U2' R' U2' R' U' R U2 R'
「上上下下」のやつです。

L4- : (y2) (R' U' R' U' R U' R U') R' U R' U2 R U2 R U R' U2' R
L4+の前後反転です。

L5+ : (R' U2' R U R' U) R2 (U2' R' U' R U R' U2' R U' R')
これもOLL2つです。

L5- : (R U2 R' U' R U') R2' (U2 R U R' U' R U2 R' U R)
L5+の前後反転。つまりOLL2つです。

L6+ : (R U R' U2 R U' R' U R U2) R2' (U' R U' R' U2 R)
L5-の逆手順、要するにOLL2つです。

L6- : (R' U' R U2' R' U R U' R' U2') R2 (U R' U R U2' R')
L6+の前後反転、すなわちOLL2つです。
解説
K2とLはヘッドライトが2つあります。
ヘッドライトを構成しないコーナーと、それを構成要素として持つ偽ペア(偽ペアAとする)を基準に判別を行います。
K2:偽ペアAと平行な偽ペアがある
L1:何もない
L2:そのコーナーを挟むように偽ペアがある
L3:偽ブロックと偽ペアがある
L4:偽ペアがいっぱいある
L5:偽ペアAに他の偽ペアが隣接しない(かつ、K2ではない)
L6:偽ペアAの片隣に偽ペアが隣接する
開始面は以下の通りです。
K2、L1、L2:R面とBL面にヘッドライト
L3:偽ブロックと偽ペアが手前側に来る位置
L4:F面とBR面にヘッドライト
L5・L6:偽ペアAが架空の線を跨ぐ位置
最後に±の判断。
K2:F面に偽ペアがなければ+、あれば-
L3:ヘッドライトの位置
L4:R面の偽ペアが寄ってる方に下げる
L5・L6:偽ペアAを切って下げる
K1・X

K1+ : R2' U2 R2 U R2' U' R2 U R2' U' R2 U R2' U2 R2
F1+を3回して途中でキャンセルが発生したもの。

K1- : R2 U2' R2' U' R2 U R2' U' R2 U R2' U' R2 U2' R2'
こっちはF1-を3回。

X1 : F U2 R U2' R' U R U R' U2' F' (R' U' R U2' R' U2' R)

X2 : F R U R' F U R' U' F' U R2 U2' R' F'

X3 : R' U' R U' R' U2 R2 U R' U2 R' U2' R2 U' R' U2 R' U R

X4 : R' U' R2 U' R' U R U' R2' U' R2 U R' U' R U R2' U2 R

X5+ : (R' U R U2 R' U2 R U) (R2' U' R U' R' U' R U2 R' U R2)

X5- : (R2' U' R U2' R' U R U R' U R2) (U' R' U2' R U2' R' U' R)

X6+ : R' U2 R' U' R2 U' R' U' R U R' U R' U R2 U' R' U2' R

X6- : R U2' R U R2' U R U R' U' R U' R U' R2' U R U2 R'

X7+ : R2 U' R2' U' F U F' R2 U2' R2' U R2 U2 R2' F U' F'
G2+のRをR2に置き換えるとこれになる。

X7- : R U R2' F' R U2' R U' R' U2' R' F R U R U R' U2' R U' R'
J1+の逆手順の間に余計な動きが入ったもの。
解説
K1・Xは、ペアもバーも全てありません。
判別方法は以下の通りです。
K1:偽Sブロック
X1:偽solved
X2:偽ブロックだけ
X3:偽バー1つ
X4:偽ヘッドライト2つ
X5:偽Jブロック
X6:偽バーと偽ペア
X7:偽ヘッドライト5つ
開始面は以下の通りです。
X1、X7:どこからでもよい(回転対称なので)
K1:F面とBR面に偽ペア
X2:左下に偽ブロック
X3:BR面に偽バー
X4:左右に偽ヘッドライト
X5:左右に偽Jブロックの偽バーの部分がくる位置
X6:偽バーと、それに隣接している方の偽ペアが左側に来る位置
±の判別について、X1~X4は±の判別がありません。それ以外については、
K1:偽ペアを切り下げる向きにR2 or R2'
X5:F面にある偽Jブロックの偽ペアの部分が左側にあれば+、右側にあれば-
X6:偽バーがある方を上げる
X7:F面のエッジとR面の奥側のコーナーの色が同じなら+、そうでないなら-
となります。
メガミンクスを始める前に
この記事ではメガミンクスに関する基礎知識を紹介します。
メガの種類
2024年8月現在、次の3つのパズルがよく使用されています。
・YJ Megaminx YuHu V2 M Stickerless
3つの中で1番安い。初期状態は少し回転が重いが、ネジを緩めたり潤滑剤を差したりするとかなり回しやすくなる。
・Dayan Megaminx Pro M
価格は中程度。サイズが普通とLargeの2種類ある。手の大きさに合わせて好きな方を買おう。あと黒パネルが付属で付いてくる。
・Gan Megaminx Maglev
価格は高いが、性能は3つの中で1番良い。メガを本気で極めたい人はこれを買うことをおすすめする。
スクランブル
メガのスクランブルは、R++、R--、D++、D--、U、U'の6つのみで構成されます。
回し方については、これを見てください。(投げやり)
回転記号
スクランブルだけでなく、手順を表記するための回転記号にも独自のものがあります。

この画像の様に、白をU面、緑をF面とすると、
紫:L、赤:R、青:BR、黄:BL、ベージュ:DR、水:DLとなります。
その他の面については手順の中には出てこないので覚える必要はありません。
また、メガにおいて特徴的なのは、U2とU2'は違うものになるということです。
3x3x3の感覚でこれらを入れ替えてしまわないように注意しましょう。
メガ4LLL手順表
EO
EOは、次の3種類しかありません。また、そのうち2つは3x3x3と全く同じ手順です。
注:手順は全て画像の向きで回してください。

F R U R' U' F'
言うまでもない。

F U R U' R' F'
言うまでもない2。

これは3にはない手順ですが、覚えるのは簡単だと思います。
CO
2CO・3COを優先して覚えましょう。4CO・5COはスーンなどによって2CO・3COに帰結できます。
また、メガのOLLは、数字,アルファベット,± の形で表記されます。この記事ではそれを表記しますが、覚える必要はありません。自分で好きな名前を付けて呼んでください。
2CO

2A : R U R' U R U R' U2' R U' R'
少し長い手順ですが、S2Lペアの動きを追っていけばそこまで複雑ではないと思います。

2B : F (R U2 R' U' R U' R') F'
F アンチスーン F' です。

非常に簡単な手順です。これが出たらラッキー。

2D : F (R U R' U R U2' R') F'
F スーン F' です。
3CO
3COはスーン系しかありません。

3A+ : R U R' U R U2' R'
ただのスーン。

3A- : R' U' R U' R' U2 R
ただのバックスーン。

3B+ : R U2 R' U' R U' R'

3B- : R' U2' R U R' U R
4CO

4A : R U R' U R U' R' U R U2' R'
3のOLLにもある手順です。開始位置に注意。

4B : R U2 R' U' R U R' U' R U' R'
これも3のOLLにもある手順です。3では4Aと4Bは同じOLLの手順(ZBLLでは違う)ですが、メガでは異なる形の手順となります。

4C : R U R' U R U R' U' R U2' R'
2Aと手順が似ているので注意。

4D : R U2 R' U' R U' R2' U' R U' R' U2 R
アンチスーンをしてバックスーンをします。

4E+ : R U2 R2' U' R2 U' R2' U2 R

4E- : R' U2' R2 U R2' U R2 U2' R'
3にもある手順ですが、メガは前後反転が別の手順になります。
5CO
5COは2つしかありませんが、判断が少し難しいです。私はEO手順を工夫することでなるべく回避するようにしています。(これについては別記事で紹介します)

5+ : R U R' U2 R U2' R' U R U2' R'

5- : R U2 R' U' R U2 R' U2' R U' R'
手順については特に言うことはありません。覚えてください。
判断について、私は、まずヘッドライトを右奥に持ってきて、FURに灰色ステッカーがあればU'して5+、なければそのまま5-を回しています。
EP
EPは、次の方法によってパターン1~3に分類することができます。
まず、U面を何回か回してみて、最上段のエッジが下段と合うところが2か所になる向きを探します。2つ合うところが見つかった時、それらのエッジが隣接しているならパターン1、していなければパターン2です。最後に、どの向きでもエッジが1つしか合わないときはパターン3です。
パターン1

R U R' F' R U R' U' R' F R2 U' R'

U2 (R U R' F' R U R' U' R' F R2 U' R')
ただのJbパームです。
パターン2


手順のR2とR2'は入れ替えることができます。どちらでも回しやすさは大して変わらないので、好きな方を選んでください。
パターン3

R U R' U (R2 U2' R2' U' R2 U2' R2') U2' R U' R'
セットアップしてからパターン2の手順を回します。この手順はどの向きからでも回すことができます。
CP
メガのPLLは、アルファベット,数字,± の形で表記されます。
3CP

A1+ : F' R' F R U' R' F' R2 U R' U' R' F R

A1- : R' F' R U R U' R2' F R U R' F' R F
ヘッドライトを右側に寄せて、ブロックの位置で判断します。
手順は頑張って覚えましょう。慣れると早いです。

A2+ : R' U2' R U' R' F' R U R' U' R' F R U2' R

A2- : R' U2 R' F' R U R U' R' F R U R' U2 R
図に示したブックエンドで判断します。色が同じなら+、違ったら-です。
4CP

E1 : R U R' U R' U' R F' R U R' U' R' F R2 U' R2' U R

E2 : F' R2' U2 (R U R' U' R U R' U' R U R') U2 R2 F

E3 : L' R U2 R' U' (R U R' U' R U R' U') R U' R' L
E1とE2は画像で示した部分が同じ色かどうかで判断します。E3はヘッドライトがあります。
また、E1にあるような、「コーナーの2色を入れ替えるとペアができる」状態を、「偽ペア」と呼びます。これは次の5CPの判断で使うので覚えておきましょう。
5CP

H1+ : R U2 R' U2 R U' R' U' R U2 R' U (R' F' R U R U' R' F)

H1- : (F' R U R' U' R' F R) U' R U2' R' U R U R' U2' R U2' R'
全部の面にヘッドライトと偽ペアがあります。
F面にある偽ペアが、左右どちらに寄っているかで判断します。

H2+ : (R2 U2 R2' U' R2 U' R2') y' (R2' U' R2 U' R2' U2 R2)

H2- : (R2' U2' R2 U R2' U R2) y (R2 U R2' U R2 U2' R2')
全部の面にヘッドライトがありますが偽ペアがありません。
スーンのRがR2になったような手順を2回やります。
こじつけですが、手順と図に示した色の移動を関連付けて覚えると良いかもしれません。手前から奥に移動するならR2、奥から手前に移動するならR2'、という感じで。

K2+ : R U R' U2' R U R' U2' R U' R' U2' R U2 R' U' R U2 R'

K2- : R2 U2' R2' U' R2 U2' R' U R' U' R' F R2 U' R' U' R U R' F'
ヘッドライトが2つだけあります。
それらをR面とBL面に配置すると、左前に偽ペアが来るのでその向きで判別します。
K2-は、EPで出てきた手順とTパームのキャンセルです。

K1+ : R2' U2 R2 U R2' U' R2 U R2' U' R2 U R2' U2 R2

K1- : R2 U2' R2' U' R2 U R2' U' R2 U R2' U' R2 U2' R2'
K1は、ヘッドライトすらありません。偽ペアを使って判断します。
偽ペアを右に寄せて、偽ペアをぶった切って降ろす向きにRを回しましょう。
